TCG活動報告

TCG AWARD 2010 デザイン談義

■日 時:7月24日(土) 16:00〜
■講 師:浅葉氏、新村氏、納島氏、正岡氏 司会:高橋祐介(TCG)
■場 所:高新文化ホール7F
■レポート:島村学
■撮 影:釣井 泰輔・片岡 秀紀((株) 南の風社)


公開審査終了後、少しして特別審査員4名によるデザイン談義が始まりました。会場に特別審査員4名が順番に入って来たのですが、4名とも今回のグランプリ作品である「風人ファーム」の帽子やTシャツ、前掛けなどを身につけ登場し、会場をなごませてくれました。

談義の内容は多岐にわたり、どの方のお話もすごく興味深く、皆さんがどんな風に日々創作されているのかといった、グラフィックデザインに携わる人ならだれもが刺激を受けるような貴重なお話でした。


 浅葉さんの持っている世界観はすさまじく、豊富な経験からも生まれてくる話はどれも深みがあり、どんどんと引き込まれてしまいました。ただ、よく話が脱線して、そもそもの議題が何だったのかわからなくなったりもしましたが(笑)「文字」についてのお話については非常に詳しく、このまま浅葉さんの講義が始まるかと思うほどの熱弁ぷり。でもどの話も面白く、特にトンパ文字の話がとても印象的でした。



 新村さんは、日本を代表するグラフィックデザイナーの一人であるとは思えないぐらいすごく謙虚な方で、そのことに驚き感動しました。どんなテーマにも丁寧かつ真摯に応えてくださり、私は勝手に好感を持ってしまいました。でもそういった姿勢でどんな仕事にも取り組んでいるからこそ日々いろんなことを吸収し続けているのだろうと感じました。



 納島さんのお話はとても具体的で、ダイレクトに自分の仕事に繋げていけるようなお話を聞けたと思います。特に広島ADCのお話などは、私達TCGの未来にとって重要なお話を聞けたと感じました。






 正岡さんは今回の審査員の方の中では一番お若いため、また同じ四国で活動していることもあり、私は一番身近な意見として聞くことができました。地方だからこそあるメリット・デメリットのお話などは、これから高知でデザインを続けていく上で非常に参考になったし、地方での可能性を示唆してくれたようにも思えました。





そして談義は終盤へ向かい、最後に質問コーナーがあったのですが、まず手を挙げたのはやる気満々な高知大生。そして次から次へと学生が質問をし、それに圧倒された?会員は誰も手を挙げず、会員は誰も質問しないのかな?と思って周りを見渡していたら、何だか司会席のあたりから嫌な視線(アイコンタクト)が私の方へ送られてきたため(苦笑)、「こんな機会はめったにないよな」と勇気を振り絞り、私からも質問をさせていただきました。たいした質問ではありませんでしたが、審査員の方々と直接お話ができたことは、自分にとってとてもいい刺激になりました。




今回のこのような場で良い作品を眺め、そしてトップクリエイターの方々のお話を直接聞けたことは、これからのクリエイター人生において必要不可欠な時間だったと感じました。また来年が楽しみになりました。次はもっともっといい作品を出すぞー!


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